「中国や韓国の新型コロナウイルスと日本の新型コロナウイルスでは、進化の仕方がどのように違ってくるのでしょうか」と町会長。

「新型コロナウイルスは、熱に弱いという特徴があり、喉に感染したウイルスが体内で増殖しようとすると、体温の淘汰を受けるために、変異が激しくなり、感染性を失ってしまうという特徴があります。」

「なるほど。それで、高齢者のような、体力や免疫力の低下している人に感染している新型コロナウイルスは、淘汰圧が比較的に低いので体内で増殖して、重症化するということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。そのため、感染初期には、高齢者が感染することが多かったのですが、最近は、若年層の不顕性感染者が増えています。」

「若年層の感染者が増えているのは、若ければ感染しても死ぬことはないという安心感があるからでしょうか」と町会長。

「日本では、そういう傾向が強いのですが、キリスト教文化圏では、事情が少し違うようです。」

「どこが違うのですか」と町会長。

「ヨーロッパやアメリカでは、マスクは病人がするもので、健康な人はマスクをしません。」

「しかし、どこの国でも、政府はマスクをするように言っていませんか」と町会長。

「おっしゃる通りです。政府や医療関係者、知識人はマスクをする必要があると思っています。」

「一般市民は、そうではないということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。キリスト教文化圏では、マスクは病人がするものという根強い文化があるため、マスクをすると、周りの人からコロナに感染しているのではないかと思われるのを恐れる人が多いと推定しています。」

「トランプ大統領はマスクをしないことが多いので、知識人には入らないのですか」と町会長。

「トランプ大統領は商人系なので、あらゆる一般常識に通じていると推定しています。」

「それでは、なぜマスクをしないのですか」と町会長。

「一般市民は、政治家や知識人を信用していないのです。」

「政治家や知識人は、口で言うことと、腹の中で考えていることが違うと思っているのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。トランプ大統領は、一般市民が考えていることや、実際にしていることをよく知っていて、同じようにやっているのです。」

「それでは、トランプ大統領が言ったり、したりしていることに共感を感じている一般市民が多いということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。しかし、トランプ大統領がコロナ感染後に選挙活動を再開するようになってから、突然、googleUSAが表示されなくなってしまったので、一般市民のトランプ大統領に対する反応を調べることができなくなってしまいました。」

「日本のgoogleを使って、英語で検索してみれば英語のサイトが出てくるのではありませんか」と町会長。

「英語のサイトは出てきたのですが、トランプ大統領に批判的なサイトばかりでした。」

「トランプ大統領に批判的な人ばかりだから、そういう検索結果になったのではありませんか」と町会長。

「最初はそう思っていたのですが、トランプ大統領には根強い支持者がいるのです。」

2020/11/10

<イノシシ後記27>
『母親といなくなったのは雄のうり坊で、西側に現れたうり坊は、東側から攻撃を続けている父イノシシと一緒になった雌のうり坊』だという事実は、イノシシの交尾の基本は、親子間の交尾であることを示唆している。

親子間あるいは兄弟姉妹間の交尾が基本であれば、イノシシの増殖率はイノシシ算に近いものになる。逆に、親子間あるいは兄弟姉妹間の交尾がないとすれば、加唐島の島民の数よりイノシシの数の方が多くなったりはしない。

そして、この仮説が正しいとすれば、父イノシシ2世が生命の危険があるかもしれない状況で、『苔庭を荒らす』というイノシシが繁栄するのに役に立たないことのために、なぜ、孟宗竹を飛び越えたかということが進化論的に説明できる。

分かりやすく言えば、人間が陰のゲームをしたり、陰のスポーツをしたり、陰の物を着たり、陰のものを食べたりするのと同じだ。『父イノシシが人間を襲撃することによって生命を落とし、増殖率が低下したイノシシが、種として生き残った』のだ。そして、人間を襲撃することで増殖率を低下させないタイプのイノシシは、イノシシ間で感染するタイプのインフルエンザが発生して絶滅したに違いない。

人間も、陰のゲームをしたり、陰のスポーツをしたり、陰の物を着たり、陰の物を食べたりすることで、人口の増加を防いできた。子供が陰のゲームをするのは、人間の寿命を短くする決定的な行為だ。子供がゲームをするのは当然だと人間が思うように、イノシシも人間を襲撃するのは当然だと思っているのだろう。

人間が、親子間あるいは兄弟姉妹間の性行為を本能的に避けることも、その事によって、増加率が低下し、種として生き延びることができたためだ。

しかし、文字の発明によって知識を蓄積することができるようになり、生産技術が進歩するようになったため、人間は増加し続けている。人間は壊滅を避けることができるのだろうか。<続く>

<筆者の一言>
昨日から高段者編の詰碁を150問連続正解するのを止めて、105問連続正解するだけにした。150問連続正解し続ければ、動体視力も体力も上がり続けるのだが、体の変化が加速度的に大きくなって来ているので、その治療のために膨大な時間がかかるようになり、日常生活に支障が起こるようになったためだ。

サーブを100本連続で入れる練習でも体の変化は起こるので、100本連続を80本連続に変えて調整しようとしたが、何日もしないうちに問題が再発し、60本にしたが再び何日もしないうちに問題が再発した。そのため、現在は、サーブを連続30本、詰碁を105問連続正解で様子を見ている。

動体視力は、どの程度上がっているかというと、梅澤さんのサーブには及ばないが、吉村真晴程度の螺旋状の回転は起こるようになっている。梅澤さんの動体視力には及ばないが、この条件で戦うしかない。

勝つ可能性はある。なぜなら、前回の試合で梅澤さんは何本もレシーブミスをしているからだ。スーパー東大系は、サーブを打つときにも、レシーブするときにも、必ずチェックポイントをチェックしながら行う。そのため、動作が思い切り遅くなるが、サーブは同じ動作を繰り返し練習できるため、世界のトップと思われるレベルまで到達することができる。しかし、サーブのレシーブや撃ち合いになると、そうはいかない。梅澤さんが全日本で優勝できなかったのは、そのためだ。

2023/10/24